小学生の通信教育といえば「進研ゼミ」「スマイルゼミ」「Z会」が人気ですが、ネットで探しても親目線の紹介ばかりで、子供目線での評価(感想)をなかなか見つけられませんでした。
そこで、実際に受講している子供は「どう感じているのか?」を知りたい保護者さんのために、わが家の娘にいろいろな角度から感想を聞いてまとめました。
小4から小5になる春休みに【進研ゼミ小学講座】と【スマイルゼミ】を同時受講してみたよ!
英語は習っているけど塾や公文のような勉強系の習い事はしていないよ。
【Z会 小学生向け講座】もやってみたかったのですが、iPadがないと受講ができないので、今回は断念しました。
目次
子供に聞いて比較表作成【チャレンジタッチとスマイルゼミ】どっちがいい?
どっちも教科書の勉強で難しすぎるとかはないし、ごほうびポイントは両方あるし、画面の見た目は全然違うけど中身は同じ!
という感想でした(^.^;
でもこれだと全然比較にならないので、もっと細かく聞いていきます。
比較した項目を簡単にまとめた表はこちら。
タブレットを開いてすぐに勉強にとりかかれる | できる | できる |
楽しく勉強をすすめられる | できる | できる |
タブレットの使いやすさ | ふつう | ふつう |
タブレットの字の書きやすさ | 問題ない | 問題ない |
ごほうびでもらえるポイント | 商品に変えられるのがいい | アバターにしか変えられない |
勉強したあとにできるゲーム | 楽しいし飽きない | おもしろいゲームが多くて嬉しい |
親子のコミュニケーションツール(スタンプなど) | スタンプや写真を送れるので楽しい | スタンプや写真を送れるので楽しい |
明日もまたやりたいと思える | まぁまぁ | まぁまぁ |
頑張ろうと思うポイントは? | オンライン授業や赤ペン先生 | 早起きチャレンジのようなお楽しみアイテムがもらえるイベント |
公式ページ | 進研ゼミ小学講座 | スマイルゼミ |
タブレットを開いてすぐに勉強にとりかかれるのはどっち?
どちらも「きょうのミッション」や「おすすめはこれ!」があるので迷わずにはじめられるよ。
でも他にやりたいことがある日はミッションもおすすめもスルーしちゃうけどね(^.^;
進研ゼミ・スマイルゼミともに、タブレットをひらくと最初に「これをやってみたらどうかな?」という課題のようなものが表示されます。
なので、タブレットをひらいて「なにしよう?」としばらくボーッとするとか、あちこち開いて悩み続けるということはありません。
子供が迷わないですむだけでなく、忙しくて勉強を見てあげられない親にとっても、子供がひとりでスムーズに学習にとりかかってくれるのでありがたいシステムですよね。
スマイルゼミ「きょうのミッション」進研ゼミチャレンジタッチ「おすすめはこれ!」
スマイルゼミでは、タブレットをひらくとまず「きょうのミッション」というものが出てきます。
進研ゼミではトップ画面のまんなかあたりに「おすすめはこれ!」というものがでてきます。
やることに迷ったら、そこから始めればいいし、他にやりたいことがあればやりたいことを優先すればいいと思います。
あくまでも便利な指南のひとつだと思ってくださいね。
タブレットの使いやすさや字を書きやすいのはどちら?
画面に手をついて書く子ならスマイルゼミがおすすめだよ!
スマイルゼミはタッチペンの後ろが消しゴム機能になっていて、消せるのが楽しいよ。チャレンジには消しゴム機能はないのがちょっと残念。
でもチャレンジは立てて使えるから便利だよ!
タッチペンや消しゴム機能はどちらがいい?
小5の娘としてはどちらも書きやすさは同じだそうです。
タブレットの多くは、画面にペン先以外のものがあたっていると字が書けないものがほとんどですが、スマイルゼミは画面にべったり手をついても、ペン先にだけ反応をするのでそのまま字を書くことができます。
小学校高学年になるとあまり関係なさそうですが、未就学児や低学年のお子さんには嬉しい機能ですね。
なぜか娘が大興奮していたのがタッチペンの後ろの消しゴム機能。
タブレット上の消したいところをペンの後ろでこすったり、まるで囲むと書いた字を消すことができます。
これは進研ゼミのタッチペンにはない画期的な機能なので、娘は何度も書いては消してを繰り返して楽しんでいました。
タブレットケースで立てて使える?
スマイルゼミは寝かしてしか使えないのですが(市販のスタンドを使えばたてられる)、チャレンジタッチはカバーを利用してて2段階の立て方ができるので使い勝手はいいみたいです。
でも、なんだかんだで寝かせたまま使っていることが多い気がします(^.^;
「進研ゼミ」「スマイルゼミ」やって良かったことは?
- 授業の予習ができるので、授業中に自信をもって挙手ができる
- 1日15分〜30分くらい勉強をするといろいろなポイントがもらえるのが嬉しい
- 同じ通信教育をやっている学校の友達と共通の話題ができる
もともと授業中に挙手をするのが苦手な娘ですが、進研ゼミやスマイルゼミで教科書の予習をしたときは、自信をもって手を挙げることができるようです。
自信がもてるってとてもいいことですよね✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺
復習に利用するお子さんも多いと思いますが、予習に利用するメリットもあることに気づかされました。
教材の学習レベルはどちらが難しい?
娘は各教科の勉強をひととおり終わらせましたが、「どちらが難しい」「どちらがやりやすい」といったことはなく、どちらも同じだと言っています。
お子さんによって感じ方は違ってくるかもしれませんが、あくまでも娘は「どちらも同じ」という感想でした。
教科書にそった学習内容なので、難しすぎて解けないということもないそうです。
「進研ゼミ」「スマイルゼミ」毎日やりたいと思えるのはどちら?
その月の課題が終わるまでは頑張るけれど、終わったらポイントがもらえる解き直しをやって、あとはまなびライブラリーで本を読む方がいいな
娘は勉強が好きではないので、必要以上に勉強する気はなく、やることが終わればそれで十分という考えです。
まぁそれでも学校のテストはほぼ100点がとれているし、中学受験をするわけではないので、今のところはそれでいいかなと思っています。
ごほうびポイントがもらえる解き直しや課題提出は、ポイントのために一生懸命取り組んでいます。
ポイント最強!
無学年学習(AI国語算数トレーニングorコアトレ)はどちらがおもしろい?
進研ゼミもスマイルゼミも、2022年4月から追加料金なしで、算数と国語だけ公文のような「無学年学習」がはじまりました。
進研ゼミは「AI国語算数トレーニング」
スマイルゼミは「コアトレ」という名前です。
最初はどんどん前にすすめる無学年学習にとても興味をもっていた娘ですが、教科書の勉強が終わると、わざわざ無学年学習までやろうとは思わないようで、あっという間にやらなくなってしまいました( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
娘の場合は、学校の勉強の予習をするのが目的なので、余裕のあるときにやってもらえればと思っています。
国語や算数が大好きで、どんどん上の学年の勉強をしたい!というお子さんにはおすすめですが、そうでもない場合は、積極的に親が声かけをして進めさせないと難しいのかなと感じました。
進研ゼミやスマイルゼミを頑張ろうと思うポイントは?
進研ゼミもスマイルゼミも、とにかくいろんなポイントをたくさん集めたい!
進研ゼミの頑張れるポイントは「努力賞プレゼント」
進研ゼミでは、チャレンジタッチ毎月号の「メインレッスン」を終わらせたり、期日までに赤ペン先生を提出すると「努力賞ポイント」がもらえます。
16ポイントから交換ができ、一番多いのは240ポイントです。
ポイントごとに交換できるアイテムが違うので、娘は「あれにしようかなぁ、これにしようかなぁ」と、カタログを見ながらテンションがあがっています(^.^;
努力賞ポイントは、一度退会しても同じ会員番号でまた入会すれば、高校卒業まで引き継げるので、欲しい商品があったら気長にポイントをためるのもありですね。
ちなみに、進研ゼミではログインやレッスンをするともらえる「ジュエル」というポイントもありますよ。
スマイルゼミの頑張るポイントは「朝のイベント」
これは2022年4月に開催された「早起きエッグチャレンジ」というイベント。
朝、学校に行く前にスターを使ってイベントに参加をすると「なにがでてくるかお楽しみ!」のアイテムがもらえるものでした。
娘は、このアイテムが欲しいがために、いつもより15分早く起きて、毎朝イベントに参加していました。
このイベントは、登校前にスマイルゼミをやるきっかけになるだけでなく、イベント期間が約2週間あるので、登校前の勉強を習慣化させるのにもとてもいいイベントだと思いました。
【おまけ】スマイルゼミのポイントは「スター」1種類
スマイルゼミにも学習をするともらえる「スター」があります。
「スター」はスターアプリというゲームと交換ができます。
ゲームといっても、どれも学習要素が含まれているので、普通のゲームアプリで遊ぶのとは少し違うので、心配無用ですよ!
タブレット学習やごほうびゲームに時間を忘れて夢中にならない?
進研ゼミでは、30分たつと、ニャッチが「休憩しよう」と声かけをしてくれます。
画面のど真ん中に出てきてかわいく声かけをしてくれるので、お子さんとは「このニャッチがでてきたら休憩ね」とお約束しておくといいですね。
スマイルゼミでは親用アプリの「みまもるネット」の設定画面でアプリで遊べる時間やタブレットの利用時間を設定することができます。
アプリ利用時間は1日につき0〜60分、タブレット利用時間は1日につき1〜24時間で設定ができます。
最終的に「進研ゼミ」「スマイルゼミ」どちらを選んだ?
春休みの約1ヶ月間、進研ゼミとスマイルゼミを同時受講してみて、今後どちらを続けたいかを娘に聞いたところ、だいぶ悩んで「進研ゼミ」と答えました。
理由は3つ。
- 「まなびライブラリー」で常時1000冊前後の本が読める
- 「Challenge English」で英検の勉強ができる(小4で英検5級、4級取得済み)
- 努力賞ポイントをためて、欲しい商品をゲットしたい!
教材の内容やゲームはどちらも同じような感じだったらしいので、プラスアルファのところで決めたようです。
「Challenge English」は、追加料金なしでタブレットに入っているので、いつでも学習をはじめられます。
英検5級から準1級レベルまで学べるので、英検取得を考えているお子さんにはおすすめです!
まなびライブラリーがきっかけで本好きになった娘には、いつでも読みたいときに本が読めるのはかなり魅力のようです。
fa-angle-double-right常時1000冊前後の本が読める進研ゼミ「まなびライブラリー」とは?
\英検対策もできるコスパのいい通信教育/