埼玉県の公立小学校・中学校・高校に通うお子さんにとっては、6月頃の硬筆展と1月の書き初め展は行事のひとつになっていますね。
私は生まれも育ちも埼玉県の40代後半ですが、私が子供の頃にはすでに硬筆展も書き初め展もありました。
県によってはないところもあるようなので、埼玉県のローカル行事なのですかね!?
目次
硬筆展で低学年におすすめの鉛筆 埼玉限定 10B 筆鉛筆(大人にもおすすめ!)
埼玉県の小学校では、1年生のときに10Bの鉛筆を推奨されるところも多いと思います。
娘の学校でも、1年生最初の授業参観のときに教室の前に展示してありました。
埼玉限定?他の県では売っていないの?
10B?なんでそんなに濃いの?
筆鉛筆?筆なの?鉛筆なの?
と頭の中でハテナが飛びまくりましたが、お友達のお母さんに
「この鉛筆で書くと遠目から見てもきれいに見えるから絶対におすすめ!」
と力強く言われ、子供の字が上手に見えるなら!と親バカ根性丸出しで買ってしまいました(੭ˊ꒳ˋ)੭
せっかくなので、娘の鉛筆で試し書きをしたところ、筆鉛筆だからか、芯がやわらかくてなめらかに鉛筆が運べて感動。
1本500円前後と、鉛筆とは思えないお値段なので結構悩みましたが、濃く太く書けるうえに書きやすさもバツグンだったようで、娘はかなり満足していたので買って良かったです。
10Bだと手と紙がすれる部分が真っ黒になるのでは?と心配になるかもしれませんが、娘の作品を見ても特に気になるところはありませんでした。
埼玉県民以外でも、硬筆展があるところはぜひ一度使ってみてほしいです。
なめらかな書き心地の鉛筆をお探しの大人の方にもおすすめですよ!
当たり前ですが、埼玉県民以外でも購入できます(⑅•ᴗ•⑅)
硬筆展で使う鉛筆のおすすめの濃さは?低学年ほど濃いものを!
低学年は筆圧が弱いので「10B」がおすすめです。
筆圧が弱いお子さんなら3年生まで10Bでもいいかもしれません。
お値段が気にならなければ、上で紹介した三菱の筆鉛筆が一番いいですよ。
娘は1〜2年生のときは10B、3〜4年生は8B、5年生は6Bと徐々に薄くしていっています。
鉛筆の濃さについては、娘が通っている書道教室の先生のアドバイスなので間違いないと思います。
先程ご紹介した三菱の筆鉛筆以外にも10Bはあるので、筆鉛筆だとちょっとお高いなぁという方は普通の10Bでもいいと思います。
でも、10Bっていつから出現したんでしょう!?
私の子供時代は4Bまでしかなかった(記憶がある)ので、10Bと聞いたときは、紙が真っ黒になるんじゃないの?とすごく驚きましたが、むしろ美文字に見える最高の鉛筆でした。•◡•。
埼玉県の硬筆展では消しゴム禁止 専用の練習用紙でいっぱい練習しよう!
埼玉県書写書道教育連盟推奨の「書き方練習帳」があり、学年ごとに表紙の色やページの行数、マスなどが変わってきます。
小1〜小3がマス、小4〜小6は行になっています。
もし、お子さんが入賞を目指しているなら、この硬筆展用の練習用紙を購入して練習させてあげてください。
大きな文房具屋さんや、イオンなどのショッピングセンターで220円くらいで売っています。
硬筆展では、消しゴムを使って消すことは禁止されているので、間違えたり失敗したらまた最初から書き直しなので、かなりの集中力が必要ですが、うまく書けたらとても嬉しいですよね。
私も子供の頃は入賞したくて何枚も練習をした記憶があります!
ちなみに、白が練習用、黄色が本番用(提出用)となっています。
硬筆や毛筆は、一生懸命練習をすれば絶対に上達するし、字が上手だと得することも多いので、習い事としてもおすすめですよ。
埼玉県硬筆展覧会とは?
埼玉県内の公立学校に通う児童・生徒が、毎年6月頃に一斉におこなう一大イベントです。
学年ごとに指定された文字(文章)を書き、クラスの中の何人かが金賞、何人かが銀賞をもらえるので、毎年頑張っているお子さんもいるのではないでしょうか。
さいたま市の娘の学校では、1クラスで金賞は3人、銀賞が10人です。
私が子供の頃は、金賞は1人、銀賞が3人だったので、学校によって受賞できる人数が違うのか、時代によって変わっているのかはわかりませんが、賞をとれるのは何でも嬉しいですよね!
クラスで金賞に選ばれると、市展に出展されたり、学年の代表に選出された作品は県展に出展され、県知事賞をはじめとした素晴らしい賞を受賞できることがあります。
硬筆や習字が得意なお子さんにとっては、努力をすれば賞をとれる可能性が大きい展覧会なので、目標を決めて頑張ってほしいなと思います。
埼玉県硬筆展覧会・書きぞめ展覧会を頑張るメリットは?
字が上手になることを目的として書道教室に通うお子さんも多いと思いますが、娘のまわりには「硬筆展・書き初め展」で受賞することを目標に頑張っているお子さんも多いです。
メリットというよりは、字が上手だと認められて「賞がとれるととにかく嬉しい!」のひとことにつきますよね。
次もまた賞がとれるように頑張ろう!次こそは賞がとれるように頑張ろう!という気持ちを持って頑張ってくれると親も嬉しいですよね。
中学受験・高校受験の内申点にも加点されるので、何かしら賞をとっておきたいお子さんは、たくさん練習をして受賞できるように頑張ってくださいね。
とは言っても、字が上手なお子さんはとても多く、毎年確実に賞がとれるわけではないので、それなりに努力が必要です。
わが家の娘も、1年生のときに賞がもらえることを知り、2年生になったとき「代表に選ばれたいからお習字教室に通いたい」と言いだしました(^.^;
お陰様で、お習字教室に通いはじめてすぐに金賞がとれ、結果が出たのが嬉しかったようで、あれから3年たった今も頑張ってお習字教室に通っています。
字がきれいになるだけでなく、集中力が身につき、みんなより上手に書けるように努力もするので、一石三鳥くらいですね。
字は一生モノ。
字がきれいなことで損はないので、書道や硬筆はお子さんの習い事としてもとてもおすすめですよ!